【イギリスワーホリ(YMS)】渡英前に知っておくべき理想と現実!

ロンドンの地下鉄の写真 イギリスワーホリ(YMS)

こんにちは、YMS経験者のスイです!

ワーホリ国の中でもイギリスは人気の国の1つで、憧れを抱いている人も多いですよね。

しかし、渡英後に現実に直面し、理想との差に帰国を考える人も少なからずいます。

渡英前にリアルなYMSの実態を知っておくことで、心と体の準備をしっかりとした状態で出発することができます。

そこで今回は、実体験に基づいたYMSの理想と現実を、以下の疑問を解消しながら紹介していきます!

  • イギリスならではの問題はある?
  • 仕事や生活をする上で感じる日本との違いは?
  • 英語向上や帰国後のキャリアは間違いない?

イギリスワーホリ(YMS)の基本情報

2025年9月時点でのYMSの簡単な概要は以下の通りです!

定員数:6,000人(先着順)
滞在可能期間:2年間
申請費用:ビザ申請料+保険料で£1,850(約37万円)
応募条件:18〜30歳(申請時点)、£2,530(約50万円)以上を銀行口座に所持していること、過去にYMSビザを申請したことがないこと

イギリスは人気の国なので、他のワーホリ協定国よりも申請費用がかかります。

しかし、最大のメリットは2年間滞在可能な点です。

また、ヨーロッパへの旅行が簡単で、旅行好きの方にぴったりの国です。

YMSの理想と現実【5選】

私自身や、周りのYMS仲間の間で挙がっていた理想と現実をまとめました!

→ スマホの翻訳を使えば日常生活を送ることはできるし、日本人も多いので友だちをつくることはできてしまいます。

英語環境に飛び込んだり、日本人以外に自分から話しかけるなどの挑戦をしないと、ただ長い旅行をしているのとあまり変わりません。

また、勉強せずにゼロから会話力を身につけるのは難しく、最低限の基礎文法を学んだり語彙力を上げる努力は必要です。

→ ロンドンなどの大都市では、想像よりもずっと外国人の数が多く、他の言語やネイティブ以外の英語で溢れています。

特に日本人がよく選ぶ飲食店やホステルのアルバイトは外国人スタッフを雇うことが一般的です。

自分からイギリス人と話す機会を積極的につくらない限り、1~2年で自然にイギリス英語を身につけるのは難しいでしょう。

→ 実際はCVとカバーレターを送ったり手渡しても返事がこないことのほうが多いです。

また、英語力があっても面接の機会がもらえなければ、希望の職種に就くことは不可能ですよね。

「自分は英語が話せるから何でもできる!」と思っている方も注意が必要です。

とにかくめげずに行動し続けること、工夫したり人脈を活かすことを考えることが大切です!

※以下の記事で、英語力が不安な方向けの仕事探しの方法を解説しています。

→ 日本と同じ感覚で外食したり美容院に行ったり服を買っていると、正直稼いでいても貯金は簡単ではありません。

※以下の記事でロンドンで貯金する具体的な方法を紹介していますので、是非ご覧ください。

また、家賃が高くシェアハウスに住む人がほとんどです。

文化が違うフラットメイトと問題になったり、肩身の狭い思いをして生活している人もいるので、家探しは慎重に行いましょう。

→ 近年ワーホリに行く人は増えており、就職の場では現地で何をしたか、キャリアに活かせるものは得られたのかを問われることが多いです。

ただ旅行しながら遊んでいただけだと思われると、むしろマイナスポイントになってしまうこともあります。

1.2年のワーホリだけで英語が流暢になるのは一部の人だけですが、それを期待されることもあるので、英語力を高めておくに越したことはないでしょう。

YMSを成功させるためのポイント

理想と現実のギャップをなくすために、私が大事だと感じたのは以下の4つです!

  • 渡英前から基礎英語は固めて、可能であればイギリス英語に触れておく
  • 数ヶ月働かなくても問題ない程度の貯金をしておく
  • 現地での失敗を恐れず、積極的に行動する
  • 帰国後のキャリアプランを考えて過ごす

これらを意識するだけで、心に余裕ができますし、せっかくの機会を最大限に活かすことができます。

まとめ: 理想通りにいかないことは当たり前!

自然の中の道の写真

私自身も、ロンドンでのキラキラ生活に憧れて期待いっぱいで渡英しました。

しかし、旅行ではなく生活するということは、理想と異なる現実も受けとめていくということです。

逆に言えば、現実を知っておくことで正しい準備をしたり目標を明確にしてスタートすることができます。

海外で働きながら生活することの難しさを理解した上で挑戦することは、必ず人生の大きな財産になりますよ!

この記事を書いた人
Sui

20代フリーランスのオンライン日本語教師。
YMSビザでイギリスに1年間滞在後、現在は世界中を旅しながらノマド生活中。訪問国は20ヵ国以上。
日本語教師に関する記事に加え、ワーホリ情報やノマド生活についての記事を掲載していきます。

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