
こんにちは、オンライン日本語教師をしているスイです!
オンライン日本語教師は、場所や時間に囚われずに働ける魅力的な仕事です。
しかし、自由なことが多い反面、自分で意識して気をつけなければならないこともあります。
今回は、私自身の体験をもとに以下の3点について詳しく解説していきます!
- トラブルを避けるために気をつけること
- 自分自身を守るために気をつけること
- 生徒に不快な思いをさせないために気をつけること
結論:オンラインだからこそ境界線を意識しよう

オンライン日本語教師は、世界中の人と出会える素敵な仕事ですが、距離感を間違えるとトラブルに繋がる可能性もあります。
生徒にリラックスしてもらうために、親しみやすい雰囲気をつくることは決して悪いことではありません。
生徒によっては、「タメ口やカジュアルな日常会話を練習したいから、友だちみたいに接してほしい!」いう要望がある場合もあるでしょう。
しかし、先生としての立場は忘れずに、”これ以上は踏み込まない” という境界線を意識することで、お互い安心して続けることができます。
トラブルを避けるためにおすすめしないこと

プラットフォームによってルールは違いますが、個人的に以下のことはおすすめしません。
個人情報を話しすぎる
最寄駅や本業の会社名などの個人情報は話さないようにしましょう。
会話の中でどのあたりに住んでいるか聞かれることもありますが、「〇〇線沿い」「××市」など、ぼかして言うことをおすすめします。
海外に住んでいるからと安心してしまう場合もあるかと思いますが、日本が好きで頻繁に旅行に来ている可能性も十分あります。
プライベートで会う

同じ県に住んでるから直接レッスンしてほしい!

日本旅行に行くから案内してほしい!
このように頼まれることもありますが、私はお断りしています。
特例が増えてしまうと負担になりますし、出会い目的の場合もあります。
特に新人の教師として安い料金でレッスンしていた頃は、日本語を学ぶことに本気じゃない生徒もいたので、このような頼みが目立ちました。
連絡先を交換する
「pdf資料を共有したいから連絡先を教えてほしい」などと言われることもあります。
本当にその目的であることも多いと思うのですが、トラブルのもとになるため、避けたほうが無難です。
チャット機能で送ってもらうか、画面共有してもらうようにお願いしましょう。
また、仲良くなり信頼関係がある場合には個人の判断となりますが、私はSNS交換もしていません。
自分自身を守るために気をつけること

以下に関しては防ぐのが難しいこともありますが、このような可能性があることを知って警戒しておくことが重要です。
写真や録画の盗撮
私は今のところないですが、知らない間に録画されていた…というトラブルも聞きます。
授業後に復習するために録画していた、という悪意のない場合も多くあります。
しかし、必ず録画を許可しなければいけないというルールがない限り、丁重にお断りしても大丈夫です。
セクハラ発言や怪しい依頼
性的な発言や不快な質問をされたら、すぐにプラットフォームの運営に報告しましょう。
ブロック機能があるプラットフォームの場合は、深刻なトラブルになる前にブロックするのがベストです。
また、怪しい仕事の依頼がメッセージで送られてくることもおります。
こちらも丁重にお断りした上で、運営に報告しましょう。
生徒に不快な思いをさせないために意識すること

日本語教師は様々な国籍、文化、考え方の人と関わる仕事なので、特に誤解が生まれないように気をつけましょう!
国際的な問題に配慮する
例えば台湾人の生徒であることを忘れて、「中国では〜?」と聞いてしまうようなミスは致命的です。
必ずメモに出身国を書くなど、対策をしましょう。
また、強い意見や立場を持っていることもあるので、戦争や歴史などの国際的な問題には十分注意したほうが良いでしょう。
トラブルを招く可能性がある話題を避ける
宗教 → デリケートで誤解を招きやすい
仕事 → 健康上の理由などで働いていない人もいる
恋愛 → プライベートに踏み込みすぎる
賛否両論あるかと思いますが、生徒から切り出されない限りこのような話題には自分から触れないようにしています。
まとめ:生徒と気持ちよく授業できる関係を築こう!


オンライン日本語教師は、安心・安全に働ける環境を自分でつくることが大切です。
「これくらいは我慢しよう…」と自分の意見を言わないことで、結果的に生徒を失ってしまうこともあります。
お互いに配慮することができれば、気持ちよく授業することができるでしょう。
生徒との出会いは一期一会なので、信頼できる関係を築き、長く続けてもらいましょう!